その2:
韓国のソウルで開催されたICoC(International Conference on Chiropractic)でのお話。
10月22日、日本から参加したKCSセンターのメンバーは早朝、ホテルよりチャーターしたバスに乗り発表会場に移動。
会場は巨大な韓国の総合病院内にある会議室。病院の地下にはサロンを思わせるような休憩室。コンビニなど施設は充実しており、通路も広くて快適な(ストレスの少ない)入院生活が送れる雰囲気でした。
国際会議は冒頭にホスト国である韓国のハンソ大学JUNG教授より開催における挨拶でこの国際会議がアジアにおけるカイロプラクテックの発展と技術の深耕に貢献できるようになることを期待している主旨の話がありました。
次いで基調講演として米国の大学教授◎◎博士より「 」について動画を交えてありました。生々しい動物実験の映像もあり世界の技術水準をしる素敵な講演でした。
次に日本より5名が発表しました。
・ポスチャーテープ使用による姿勢改善度についての考察:肥田先生
・膝蓋骨挙上調整における脚力の変化と姿勢への影響:美並先生
・姿勢の変化がポジティブ感情とネガティブ感情に及ぼす影響:井上先生
・日本人の慢性疾患についてK-NETシステムの顧客データーベースを用いた考察:井元先生
店長の大村は日本人の発表のとり!
「姿勢調整とスポーツのパフォーマンス向上 -ソフトテニス編-」
(Posture Change Improvements and Sports Performance – Soft-tennis Version -)
というタイトルで小学生を対象に実施した「姿勢調整がスポーツのパフォーマンスに如何に貢献できるか」の研究をラケットの代わりに日本から持って行った団扇を使って身振り手振りを加えてすべて英語で発表。なかなか良かったそうです。
時間の都合で質疑応答の時間が取れずに、店長は予め質問を想定して資料を用意していたので少し拍子抜けしたそうです。
休憩時間には米国の大学教授が開発したという「拳銃」のような道具を使って施術のデモンストレーションがありました。この道具は患者さんの具合に合わせて自動的に施術の強弱をつけることができるので非常に効率が良いそうです。
休憩が終わってから韓国側から4名の研究報告がありました。残念ながら我々は帰国の飛行機の都合で会場を後にしなければなりませんでした。
韓国は晴天の良い天気であったにも関わらず日本は台風上陸の大騒ぎで飛行機が飛ぶことはありませんでした。